旅の想い出とおやつに! マドリード老舗のチュロス屋さん3選

スペインのおやつと言えば何を思い浮かべますか?私は休憩や疲れたときにチョコレートをよく食べています。今日はスペインで食べるおやつチュロスについて友人に聞いてみました。

マドリードでお気に入りのチュロス屋さんってある?

サン・ヒネスが有名だよ。他にも色んなチュロス屋さんがあるね。

目次

スペインのチュロスと食文化

スペインでチュロスが広く食べられている理由は、その文化的背景と独自の食習慣にあります。チュロスは、スペイン発祥の揚げ菓子で、特に秋から冬にかけての季節に人気があります。この時期、スペイン人は「揚げたてのチュロス」と「ホットチョコレート」を組み合わせて食べることを楽しみます。この組み合わせは、「Churros con Chocolate」(チュロス コン チョコラテ)と呼ばれ、冬の定番とされています。

スペインのチュロスは、日本のテーマパークなどで見られるものとは異なり、形や食感、食べ方に特徴があります。

本場のチュロスは、細めでカーブした形状や小ぶりで輪になった形が一般的で、揚げたてを専門店で提供されます。また、スペインではチュロスに砂糖をかけたり、ホットチョコレートに浸して食べることが一般的ですが、基本的には味付けが控えめで、食べる人が好みに応じて調整します。

チュロスを食べる時間帯

スペイン人がチュロスを食べるタイミングは、朝食やおやつの時間が一般的です。特にマドリッド地方では、休日の朝食にチュロスを食べる習慣があります。また、冬の季節には、チュロス専門の露店が出現し、お祭りの時には必ずチュロスの屋台が見られます。若者の間では、飲み会やクラブの後の〆として、朝まで営業しているチュロスの屋台で揚げたてのチュロスとホットチョコレートを楽しむ習慣もあります。

スペインでは、チュロス以外にも「Porras」や「Churro relleno」など、似たタイプの揚げ菓子がありますが、チュロスが特に愛されている理由は、そのシンプルさと伝統、そして冬の寒い時期に温かいホットチョコレートと一緒に楽しむことができる点にあります。スペインの街には数多くの「チュロス屋さん」があり、良いチョコレートを提供する店では、特に人気があります。

オススメのチュロス屋さん3選

マドリード市内にある3店舗の有名な老舗のチュロス屋さんをご紹介します。

サン・ヒネス

スペインの首都マドリードにある「チョコラテリア・サン・ヒネス」は、1894年に創業された歴史あるチュロス屋さんです。このお店は、特に地元の人々に愛され続けており、訪れる観光客にも忘れられない思い出を提供しています。サン・ヒネスのチュロスは、外はカリカリ、中はもちもちの食感で、濃厚なホットチョコレートにつけて食べるというのが伝統的なスタイル。地元の人々は、この甘いホットチョコレートとの組み合わせに、お水も無料で提供してもらえます。また、マドリードの水道水は飲料可能なので安心して飲むことが出来ます。

サン・ヒネスでは、お店の回転率と効率化のため先払い制になっています。その後、店内の好きな席またはテラスを選んで楽しむ事ができます。冬のおやつの定番ですが夏休みなどの繁忙期は特に観光客で賑わいますが、アツアツのチュロスを楽しむことができるのは、このお店の大きな魅力の一つです。地元の人々の間では、バルでの夜遊びの後に訪れる「締めチョコ」としても親しまれています。

「サン・ヒネス」は、マドリードのソル駅とオペラ駅の間の繁華街に位置しており、サンヒネス教会の裏がその場所です。年中無休、24時間営業しており、いつでも訪れることができます。

協会の脇の通りにサン・ヒネスと書いてあるのでそこから直進

午前中でも長打の列

因みに他の入り口もありますが同じ店舗なので空いてる所を選ぶのが良いです

なんと去年から3号店目。反対側の通りに新たなお店がオープン

一番新しいので人が少ないと思いきや沢山の人がいました

サン・ヒネス広場ということでお店と広場の名前が同じですね

サン・ヒネス公式サイトはこちらから

Chocolatería 1902

マドリードにある Chocolatería 1902 は、チュロス、ポラス、高品質チョコレートの職人による生産において 1902 年以来の長い伝統で知られています。 現在、このチョコレート店は家族の 5 代目が経営しており、グルテンフリー、乳糖フリー、砂糖不使用、ビーガンのオプションなどの新しいニーズに適応することで、その成功を維持しています。 チョコレートは南米産の3種類のカカオを厳選して作られており、絶品です。
開店時間が早いので朝食の時間に立ち寄ってチュロスを食べてから通勤なんて人もいます。
週末は観光客の長打の列でいっぱいです。おやつの時間を避けていくことをおすすめします。

通り沿いに大きな看板が目印

やはり朝食の時間が空いてると思いきや同じ時間に来るので朝も混んでいる

外にメニューがあるので何を選ぶか予め決める事が可能

1902公式サイトはこちらから

Valor

Valor(バロール)は1881年にスペインのアリカンテで創業された、100年以上の歴史を持つ老舗チョコレートメーカーです。マドリード、バルセロナ、セビージャなど、スペイン各地に店舗を構えています。Valorのカフェでは、揚げたてのチュロスとホットチョコレートを楽しむことがでます。チュロスは、日本で一般的な砂糖がまぶしてあるタイプとは異なり、少ししょっぱい味が特徴で、ホットチョコレートやミルクコーヒーにつけて食べるのが本場のスタイルです。

Valorのホットチョコレートにはいくつかの種類があり、甘党でない方向けには砂糖なしのバリエーションも提供されています。店内では、チョコレートの飲み比べセットやワッフル、クレープ、ミルクシェイクなど、チョコレートとチュロス以外にも豊富なデザートメニューを楽しむことができます。また、自宅でもホットチョコレートを楽しむための商品も販売されており、お土産としても人気です。

余裕のテラス席。とは言え週末は人で溢れてています。Callao駅とSol駅のちょうど中間くらい

店内・テラスどちらでもチュロスが楽しめて人通りもあまり気にならない場所

テラスにメニューがあるのでこちらも事前に何を頼むか確認出来るので安心

Valor公式サイトはこちらから

まとめ

いかがでしょうか。スペインでチュロスが広く食べられているのは、その文化的な背景と季節に合わせた食習慣、そして多様な食べ方が可能であることから、国民にとって親しみやすい食品となっているからです。チュロスは、スペインの食文化を象徴するお菓子であり、訪れる人々にもその魅力を伝え続けています。

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